Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

自分の道を自分で切り開く、そんな男の子に育って欲しい。

――お子さんの想いを聞いてあげるというのは本当に大事ですよね。小さい頃に我慢するクセがついてしまうとそれを一生引きずってしまう人も多いですからね。

鈴木:
はい、わたしも息子には「自分に自信のある子」に育ってほしいので、ありのままを認めてあげることは意識しています。
お恥ずかしながら、シングルマザーになってからなのですが、「親の役割ってなんだろう?」と真剣に考えるようになったんです。どういう子に育ってほしいかな?親として子どもにしてあげるべきことって何だろう?と考え抜いた末に見えた答えは、「男の子だから、自分の力で自分の道を切り開いていける子」に育ってほしいと思いました。
では、自分で道を切り開ける人ってどういう人かな?と考えた時に、やっぱり「自分に自信がある人」だと思ったんですね。大人になると分かるのですが、自信がありそうで実はない人ってたくさんいるんです。それって、小さい頃にありのままの自分を認めてもらえたかの差なんですよね。
だから私は、例えばテストの点数が良い時に褒めるのではなくて、日常の息子の行動や考えに良いところがいっぱいあるので、そのありのままの姿を褒めてあげるように心がけています。
“親が子どもを育てる”ということの本質は、子どもが自立できるようにサポートしてあげることだと思っています。まずは「自信のある子ども」に育ってほしいというのが一番強い思いですね。

――「子育て」についてすごく真剣に考えられているのですね。

鈴木:
はい、やはりシングルマザーの場合、子どもを守ってあげられる人数が一人少ないので、その分私がしっかりしないと、ダイレクトに子どもに影響を与えてしまうと思うんです。

もう一つ子育てで考えていることは、子どもの将来の選択肢の幅を拡げてあげるだけではなくて、その選択肢の中から何を選択するのか、その「選ぶ力」というのも身につけてほしい、ということです。
私自身、親から色々な選択肢はもらったのですが、その中から何が自分にとって良いのかを考えて選択する力が当時はなくて、自分の狭い視野で何となく憧れていた看護師の道を選んだんですね。今、仕事に対して後悔しているという訳ではないのですが、もっときちんと考えて選択する力があれば良かったなとは感じているので、息子たちには「考える力」を身につけてほしいです。

親は子どもからたくさん学ぶことがある。

――自分に自信を持って、将来の道を自力で選択していける男の子に育ったら、本当に心強いですね。それは鈴木さんの子育て次第ということですね。

鈴木:
そうなんですが、実際、子どもから学ばせてもらっているのは私の方なんですね。子どもをこうやって育てたいと語りましたが、親である私が上で、子どもが下ということはないと思っています。私も子どもも同じ人間なんですよね。子どもと接していると、本当に気付かされることの方が多いですよ。

――例えば、どのような気付きがあるのでしょうか?

鈴木:
この前、あることについて「ママは心配してるんだよ」と息子に伝えたら、「それって僕のこと信用してないということなんだからね」と言われたんです。その時は驚きました。そうか、私はどこかで息子を信じてあげられてないのかなって気付かされました。もしかすると心配する必要が無いことだったのかもしれません。その時は、本当に危ないこと以外は、もっと息子を信じてあげて良いのかなって反省しました。

あとは、「ママは僕の話を聞いてくれないじゃん?」と言われることもありました。その時は、そんなことないよ?と思ったんですけど、本当はもっと話を聞いてほしいのかったんだなと気付かされました。
子どもって自分の願いを叶えるのにストイックなので、その真っ直ぐさを見て、親として私も成長させられているなと、常々感じています。

――本当に素直な息子さんなんですね。そして、その息子さんの真っ直ぐさを見習おうとしている鈴木さんも素敵だと思います。

鈴木:
ありがとうございます。ただ、やっぱり私もまだまだ未熟ですし、道半ばなので、子どもと接しているともっと成長しなくてはといつも思いますね。

自分が持っている力を深めることでプロフェッショナルを目指す。
――今、お仕事の方で何か頑張っていることはありますか?

鈴木:
はい、今美容外科に看護師として勤務しているのですが、その中でアートメイクの施術をメインで担当させていただいています。アートメイクというのは、眉やアイライン、唇を毎朝メイクで描かなくて良いように、肌に色素を注入してメイクを維持する技術なのですが、最近はかなり需要が高まっていますね。

――アートメイク、ですか!それは鈴木さんが興味を持って始められたのでしょうか?

鈴木:
いえ、実は初めはアートメイクには全く興味はなかったんです。たまたま勤務している病院の中でアートメイク施術者を募集していて、誰もいなかったので私が手を上げたという感じです。ただ、始めてみるととても深い世界で、また女性だけでなく男性にも需要があったりして、面白いなと今ものすごくハマっています。将来は、アートメイクで独立したいなと考えているので、今はもっと技術力を高めたいです。
私自身は、もともと色々なことに興味があって、新しいことにたくさんチャレンジしてきましたが、今考えると自分に不足していることを埋めるのではなくて、今自分が持っているものを深めてみるといくらでも面白くなるんだなと、アートメイクを通して実感しています。

――自分にあるものを深めてプロフェッショナルを目指すということですよね。
最後に鈴木さんの今後の目標をお伺いできますでしょうか?

鈴木:
はい、私はゆくゆく、「アートメイクと言えば“鈴木彩加”」と言われる存在を目指していきたいと思っています。なので、今からその準備を始めようと思い、まずは自分の技術力を磨くこと、あとはまだまだメジャーではないアートメイクを多くの人に知ってもらうために、発信を続けることが大事だと思っています。メイクに悩む多くの人のちからに少しでもなれれば嬉しいです。

――鈴木さん、ありがとうございました!今後のご活躍を期待しております!

EndoAzusa
EndoAzusa
マミーズペーパー編集部所属のライターです。 日本の歴史と文化、自然をこよなく愛する。将来は地方で教育環境を作るのが夢。 昔から文章を書くのが大好きで、現在はライターとしてインタビュー記事やイベント開催報告記事を書くことが多い。

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