<第56回>お休みをとったおかげで精神状態は落ち着きだしました。それでも、前向きになるには、もう少しインパクトがないとな、と思っていました。そんなときに、何気なくノートに「オフィス石川」という文字を書いていた私。いつか、会社の業務を請け負いで出来る会社をつくりたい、家で仕事がしたい、と思うように。PCもそこそこ使えるスキルがあり、管理業務も外部で経験あり、文書作成や資料作成は自信あり、この時代のスキルとしてはそれなりにできる方でした。いつか、「オフィス石川」という会社をつくって、家で仕事をしたい、という夢は2000年に現実になりました。自分の心が何かを感じ、動き出しているときには、しっかりと自分と向き合うことが大事なのです。今日という日の出来事、経験はいつかの何かのために必要なことだったのだ、そう思える日が必ず来る、私の人生の転機は、「オフィス石川」という文字を書いたその日にはじまりました。息子は3年生になり学童最終年になろうとしていました。