<第57回>オフィス石川、というネーミングは私の夢になりました。そして、1か月後には郵便ポストに「オフィス石川」という名前を個人名と並べて表示しました。いつか実現できる、いやいや、やる気になればいつでもできるかもしれない。そのころは、ベンチャーブームでした。意味も分からずに、「私もいつかは自由な仕事ができるようになりたい」と思うように。そう思うことで仕事の「闇」の部分から自分を解き放つことができたように思います。夢は実現できる足掛かりを見つけた時から、目標に変わります。そのころから、営業職に戻ろう!と思うようになり、新規事業の立ち上げも落ち着いたころに、結局は退職の道を選びました。もともとセールスの仕事をしていたこともあり、目標を達成するためには、自分には何ができるのかをもっと試してみたいと思いました。