Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

お子さんが強度のアレルギーのママ友が、ポツンと一言。「すべてのキャリアが終わったなぁ」と。5歳のお嬢さんは元気で、ママも勤務を継続できたのですが、長男の2歳児がついに保育園では預かるのが難しいという話になったとか。となると、長男はどこかに預けなくては働き続けることができなくなります。結局、お姑さんに預かってもらうことにはなったのですが、朝10:00~15:00と制限付き。致し方なく彼女は、非常勤のパート勤務に。しかも、さすがに今までの職場ではい心地が悪く、家の近くの設計事務所で事務のパートをすることにしたのです。バリバリと金融の管理部門で活躍していた彼女ですから、つらかったと思います。そのときに、彼女が「キャリアって、何だったのだろう」と。

働き続けることの勲章ではないですよね。働き続けることの勲章は、家族の幸せな毎日であり、うれしそうな笑顔ですから。彼女はしばらくして、この設計事務所を一人で管理するようになっていました。日に日に、元気になる顔つき。仕事は輝きのある人のよりついてくるものだ、そう思いました。これこそまさに「キャリア」ですね。

hana
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マミーズペーパー編集部所属のライターです。

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