お打ち合わせで銀座を歩いて。銀座シックスの前を歩きながら、お客様のビルまで。なんだか、楽しくないな。銀座って、こんな街だったかな。ふと、そう思いました、ブランドショップの黒服がショップの入り口に立ち、何やら特殊な雰囲気を出しているだけで、特別に魅力を感じない。
物を買うだけではなく、その街を歩いていると感性が動き出すような雰囲気がないのよね。ブランドショップが並べば、それで街は賑わいがあると思うのは錯覚ですよね。フランスもイタリアもそのつけが経済に、そして政治に押し寄せているのではないかしら。
若いころの銀座は「銀座らしさ」という「粋」があって、メリハリがあったように思います。一つ一つの通りにこだわりがあって。そういう風が大きな通りには薄くなり、小さな通りに入るとその風情が少しずつにじんでくる、のでしょうね。
昔から銀座通ではないけれど、ワクワクしないのはつまらないかな。と思いながら、創業53年のあるお店でランチ。学生時代に行った店です。まだ、営業していた・・・うれしい。
母は静かでした。今日も静かです。
札幌はこのところ体調不良の人が多いようです。働き続けるということは大変なことなのですよね。みんなが力を合わせてがんばってくれていることがありがたいです。今日もありがとう。