AIの世界は過去分析と予測で動きます。どんなにAIが進んでも人間の情緒を求める志向はかわらないでしょう。
「AIにはない情緒のゆらぎ」というのは、簡単に言えば、思い悩むことです。そして、思い悩んだ結果、新しい解決方法を見出す可能性があるということです。情緒はイノベーションの端緒になるといわれるのは、こういう理由です。情緒という言葉が新しいものを生み出す力になるということです。システムばかりに頼っていては大切なものを見失うことに気づかされます。
字を挙げることは何のためなのか?と考えることはありますか?もちろん、数字がなければ、企業は経営がなりたちません。それでも、これでよいのかと思うことはありませんか?
「顧客との未来の絆を創る」というのは、「何のために」の答えを導くことと同じです。そこには、数字だけではなく、数字を創るプロセスに発生した「絆」「かかわり方」が存在します。それは「未来のかかわり方」をつくるためにあります。