春先はマタハラが起こりやすい？！
(木須さん)：でもね、５０代の上司なんてもっと、すごかったですよ。「子作りは計画的にしろ。春先は、人事異動や予算関係で、こっちもイライラするんだから」って。
(hana)：すごいマタハラですよね。セクハラだし。よく我慢しましたね。
(木須さん)：とにかく、悔しくて。でも、結局、退職したんです。言われたことはつらいし、悔しいけれど、あの上司にも家族がいるから、会社もいろいろなことがあって、大変だったと思うんですよ。いっぱいいっぱいだったんでしょうね。そんな上司に絡まれると不幸になるような気がしたので、「辞めます！」って宣言したんです。でも、住宅ローンを組んだばかりだったので、働かないといけなくて。６月に出産して、年明けの３月から通販の流通事務の仕事に就きました。託児室もあって、助かっています。ボーナスは出ませんが。
(hana):よかったですね。でも、本当に、マタハラには季節も影響するのかもしれませんね。確かに人事異動とか予算とかあるとストレスになりますよね。
マタハラを回避するためにできること
(木須さん)：これは私だけの考えかもしれませんが、産休前は周りの人への気遣いが大事です。そのことは、子供を産んでからわかるようになりました。なんとなくですが。だから、マタニティードレスもシンプルで落ち着いた色合いやお腹が目立たないデザインを選ぶのも気配りかな。と思います。マタニティードレスまで楽しもうというのは少し欲ばりかなって。
(hana)：なるほどね。すごいですね。女性として輝いて見えるな。
(木須さん)：ありがとうございます！照れますけど、うれしいな。最近、前の会社の上司から、戻って来ないかって、連絡をもらったんです。もちろん、断りました。そのときに、「いやな思いをさせて申し訳なかった」って言ってくれたんです。引継ぎノートも役に立っているって。
(hana)：よかったですね。前向きな姿勢が、周りの人にいいオーラを届けているんですね。今日は、ありがとうございました。また、お話を聞かせてください。
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