スケジュールにぽっかりと穴が空いているときがあります。「あれ?」と思うのですが、「きれいに」空いているのです。そういうときには、「この時期に何かをしておきなさい。それが転機の良い種になります」と言われているような気がするのです。40年近い仕事生活の中で、「あの時に~をやっておいてよかった」「あの時に、やっておけば今頃は・・・」と思うことは何百回もありました。それは、転機の種を捲く時期の暗示のようです。転機の種は捲いておかなければ、その種の存在に気付いていなければ、稲刈りはできないのです。米作り、二毛作、早生など、1年中、種を捲き続けている人だけが、忙しいながらも充実した時間を過ごすことができます。