起業家ストーリー
＜第61回＞
期間限定ではありましたが、子どもたち３名を学童クラブ終了後に我が家で預かることに。昔とったなんとやらで、中学受験に向けた家庭内「塾」をオープン。教えることは苦手ではなかったので、なんとかスムーズに。中学受験は絶対に目指す、ということではなく、目標をもって勉強するというレベルのものだったのですが、みんなそれぞれに結果を出しました。「家庭内塾」を経験したことで、「ホームティーチャー」という仕事の可能性を確認できました。お勤めにいかなくても、なんとかなるかも。そんな気持ちが芽生え、自分のもっている可能性は大きいぞ！と自分を信じることができるようにありました。周囲の女子たちを気にしながら働いていた時とは、雲泥の心もちでした。
「休もう」「自分のために休暇をとろう」グタグタに疲れ切った感情は、自分を大事にしよう、という究極の選択を私に仕向けました。
結婚、出産と人生の「はじめて」を勢いだけで通り貫いてきた私は、いつのまにか、自分のことがわからなくなっていたことに気づきました。
はじめて」ついでに「なりたい」と思う自分を見つけることが、将来への投資になるのですよ。
子どもの成長と同時にママの仕事の難度も高くなり、職場の中枢で仕事をするようになります。つまり、いつまでいっても、家族の協力は大事なのです。高校生になっても、ママのお手伝いは普通のこと
職場の中に、「オジサン味方」を見つけておくことが必要ですよね。私の場合、なかなかこの「オジサン味方」がいなくて、難儀しました。やっと見つけた「オジサン味方」は「孫を預かっているオジサン」でした。
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