<第103回>
保育園で過ごし、育まれた時間は、子どもにとって宝物です。息子は「マリ先生」がひいてくれるピアノが大好きで、ピアノ教室に通い始めました。水泳は、お友達が通い出したら、僕も行くということになり。頭の中では、教育をしなくちゃと焦る一方で、何も手を付けられずにいた母親を息子がリードしてくれました。おかげで、息子を水泳に送り迎えする間は、夫婦でお茶する時間ができたり、他のママさんたちと子育てトレンドの話ができたり、母親であることに埋没できた気がします。だからこそ、月曜日からの仕事時間は、仕事に夢中になれたのでしょうね。この「夢中」が私の場合には、厄介だったのですが(笑)本当に、何度、この「夢中」で失敗したことやら。それでも後悔はしない主義なので、へへへです。とはいえ、子育てはやり直しができないので、その瞬間瞬間に「しておかないと後悔する」ことがあります。やはり、何を一番大切にするのか、という心の決め方が大事ですね。