他者に左右されたくない、周囲の喧騒に巻き込まれたくない、そう思いながらも、巻き込まれていく、それが仕事の世界ですよね。一人でスマートに、前には進まないものです。ですから、想い通りにならないときには、「あきらめる」ことも必要。ただし、あきらめるのは、目の前のことに対してだけです。「あきらめる」のは、物事の本質に対する考え方、意見ではなく、「今、意見を交わすこと」です。「今じゃなくてもいい」と判断することです。むしろ、「今じゃない」と判断したことが、その先で良い種になるかもしれないのです。今ではないなら、この先、です。先のことは、他の方法でもチャレンジできます。そういう戦略的な考え方が、良い種になり、良い風になっていきます。