Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

私の心の中には、時折、冷たい牙があると思うことがあります。
許せない、という感情が一度湧き上がると、それは消えることなくなります。
「許せない」というのは、ある条件があります。責任を転嫁されたような場合がもっともダメな状態。
自分の責任を自分のためだけに全うするタイプの人が苦手なのです。とてもシンプル。
それは、転機の種が舞い降りてくる時期までの、苦難続きの時代のせいかもしれません。
自分のアイデアも熱意も、すべてが裏目になる・・・。活かされない組織に独りぼっちだと思っていました。
誰にも倒されないために「論理」という牙をもちました。その牙は今も心にあります。静寂が心に訪れると、牙は身を潜めます。
まだまだ心の中にある牙を捨てることはできないのです。まだまだ「なりたい自分」があるから。まだまだ「私は深くなれる」はずだから。

hana
hana
マミーズペーパー編集部所属のライターです。

コメント

コメントをするには、マミペパ会員登録する必要があります。

関連記事