「職場でのハイヒールやパンプス強制を止めて」という運動はバランスが悪い論法のように映ります。基本的にはT・P・Oで使い分ければよいだけのことですよね。ましてや、就業規則には記載などされていないはずです。何なのでしょうか?この騒ぎ方は。
しかもハイヒールを強制する会社というのは特殊ですよ。この場合には、その靴であることが企業としての利益を守ると会社が判断しているのであれば、それは仕方がないこと。
同じように自分が好きな靴を履くことで企業側にデメリットがあれば、会社は「困る」と判断します。デメリットとは取り引き先が抱く第一印象の与える信用度、あたりかもしれません。これは十分な理由になります。労働契約をしている従業員が拒否するのは企業にとっては「契約違反」だと考えます。
要するに1日の業務、働き方はそれぞれです。その中で相手からの信頼を勝ち得る方法を選ぶのは当然のことです。それだけのことなのに、1万人の署名がSNSで集まったからといって、「多くの女性が悲鳴を上げている」「パンプスの強制」という認識でモノを言うのは横柄ではないでしょうか?1万人というのはごくごく1部の女性のことなのに、大勢を動かしているような言い方は気に入らないですね。視野が狭すぎるのでは。好きになれません。私だってパンプスはきつい。でもね、背筋がピンとしたときに見える視界が違うのよ。仕事を楽しんでいる人だけが言える言葉かもしれないけれど。
なんでもかんでも「差別」とは、おぞましい時代だ。本当の「差別」の現実を軽視しているのでは?とすら思う。
母、本日は静か。ホッとしています。壊れすぎた母の言葉を聞くのはつらい。
札幌は、考え、結論を出すことが多い毎日です。ですが、考えることは自分を成長させることです。楽しみましょう。今日もありがとう。