ＮＨＫのスペシャル番組でＩＣＵの看護師さんたちの葛藤を拝見しました。「拝見」です。視聴、観る、などと簡単な言葉で表現するのは失礼だと思うほどです。
看護師として理想の看護ができないコロナ対応。激務と心の屈折がひしひしと伝わってきます。看護師1年目からＩＣＵ勤務を希望して3年目の看護師の葛藤と離職、身体がボロボロになって休養を取りながらも現場復帰した看護師の選択、すべてが「働くことの意義」を感じさせてくれます。
コロナ重症患者の対応が大変だということも当然、画面から理解できるのですが、それ以上に「看護師を仕事として選んだ使命感」に圧倒される思いがしました。
働くことの意義、仕事の意義、今、これからの若い人たちが考え、悩まなくてはならない現実です。人生も半ばを過ぎた人たちは、心の区切りができています。ですが、若い人たちは、働き方改革の中で「意義」を見つけなければなりません。
就活と就労の間には大きなギャップが多いものです。そこからどうするのか・・・。
ＩＣＵの看護師長さんが、「今辞めたら、後悔するよ」と言っていた言葉の意味がわかる気がします。看護師を選ぶ人たちは、選んだその時から、使命感と自分で選んだ仕事の意義を理解できているからなのでしょう。辞めることは、その自分の選択を後悔することになってしまうからなのでしょうね。
人生の後悔は払拭するのが本当に難しいものですから。後悔などあるはずがない、とイチロウさんのように言い切りたいものです。
札幌センターは、少しずつ新施策に向けて稼働準備を始めています。新製品、新サービスへのお客様の声をしっかりとキャッチしていきましょう！今日もありがとう！
編集長
イシカワカオル
女性
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