ビジネスマナーといっても、お辞儀や笑顔、言葉遣いのことを指しているのではありません。「相手を動かすコミュニケーション」のツールとしてのマナーのことです。
「ビジネスマナーは行動観察の起点」というのは、自分の言葉遣いや表情、動作に対する相手の反応を起点にして、次の行動を自在に変えることができます。それにより、より高い確度の交渉や提案がスムーズにできるということです。
たとえば、挨拶を「笑顔&語先後礼&相手の笑顔確認」というルーティンにしておくと、最後の「笑顔の状態」によって、切り出す話し方を変えることができます。