由紀子さんは、16歳と14歳の息子さんをもつお母さん。彼女は朝4時からお弁当工場でパートタイマーとして、働いています。6時30分に勤務が終わり、7時には自宅に戻ります。それから二人の息子さんの4食分のお弁当づくり。本当に朝は戦争です。その彼女がパートの帰り道に寄ったコンビニエンスストアで思わず事故を起こしてしまったのです。
その時のお話を伺います。インタビューはマミペパ編集部hanaです。
h a n a:
朝からお弁当4食分はつくり甲斐がありますね。
由紀子さん:
そうですね。何せ、二人とも野球部なので、4食はほぼお昼には完食らしいです。(笑)
h a n a:
育ち盛りですものね。その忙しい朝のお弁当作りタイムにコンビニにお寄りになった
理由は?
由紀子さん:
お弁当の一品が足りなくて、ウインナーをコンビニで買おうと思ったんです。そうしたら、停車するときに、アクセルとブレーキを踏み間違って、お店のガラス張りの部分に突入してしまいました。幸い、ガラスにヒビが入る程度でしたが、窓側に置いてあった本は棚から落ちていました。
h a n a:びっくりなさったでしょう?
由紀子さん:それはもう…。驚きました。
事故の担当者の言葉に救われました!
由紀子さん:
すぐに加入しているJAに電話をしました。
そのときは「大丈夫ですよ。警察には連絡しましたか?こちらから現場に専門の者がまいりますから、少しお待ちください」という感じの対応でした。
h a n a:
まぁ、一般的な対応ですね。
由紀子さん:
がっくりして家に戻ったところに、JAの担当者の方から電話があったのです。「朝早
くから、お仕事をなさっているんですね。
お疲れ様です。朝はどうしても気が急くので、こういう事故も起きやすいのです」と言ってくれたんです。主人なんて、「まぁ、人身ではないからよかった」くらいの言葉しか言ってくれず、ちっとも慰めにもならないのに
h a n a:
うれしい言葉でしたね。由紀子さんの毎日のがんばりを認めてくれている人がいると
いうことは。
由紀子さん:
そうなんですよ。
h a n a:
きっとご主人だって、言葉にはしていないけれど同じ気持ちですよ。
あの道のあの朝の混雑状況を知ってくれている!
由紀子さん:
それとね、もう一つうれしいことがあったんです。その担当者の方が、「今朝はあの道の手前が事故で混んでいたので、迂回してきた車が多くて、混み合っていたんですよ。それで気持ちが焦っていたのではないですか?息子さんのお弁当を作らなくてはと最初に出た者に、おっしゃっていた
そうですよね。お気持ちはよくわかります」と言ってくれたんです。あの道の状況をちゃんと知ってくれているんだ!そう思いました。
h a n a:
さすがに地元のJAさんですね。
由紀子さん:
前に息子が自転車に乗っていて、車にぶつかったときの保険会社の担当者の方は、全然、このあたりの地域のことがわからないままで話していました。おかげで何度も地域の道のことを説明させられました。だから、さすがに地域のことを熟知しているJAさんは凄いな、うれしいなと思いました。
自動車保険の価値は地域に根差したサポート力が決め手に
由紀子さん:
担当者の方が先にコンビニへ謝罪の電話をいれてくれました。私も朝、その場で従業員さんに謝ったのですが、店長さんはいらっしゃいませんでした。先にJAさんが電話をしてくれていたので、勇気をもってコンビニの店長さんのところへ謝罪に行くことができました。気持ちが楽になりました。
h a n a:
よかったですね。気持ちが楽になりましたね。これからは、地域に強い保険会社を選
ぶことが保険の価値になりそうです。貴重なお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。