通信販売の売り上げは伸び続けています。人と接点を持たないスマートレジスーパーも増えていきます。ですが、医療はオンラインは同じでも「対面」へと進んでいきます。最新情報を通して、私たちの「健康管理」「医療」のことを考えていきたいと思います。マミペパ編集部健康医療チームの記事です。
ようやくオンライン診療料に関するガイドラインがまとめられ、オンライン診療にも保険が適用されるようになりました。
北欧の医療情報や遠隔地治療に関する報道などで、「これからはこうなるんだな」とイメージはしていましたが、スマホやPCの画面で顔を見ながら診療を受けるというのは、いまだに「未来感」を感じます。という私もまだ受診したことはないのですが…。
ですが、どんどんサービスは進化していきます!
この冬もインフルエンザの猛威に脅かされてきましたね。お子さんがインフルエンザに罹ったので、お父さんは家に帰れない、というご家庭もあったのではないでしょうか?
なんとそのインフルエンザの診療をオンラインで受診できるサービスが始まるそうです。まだ、実証実験中ですが、診断キットを事前に用意しておき、受診する体制を整えるのだそうです。一般的にインフルエンザは、患者自身では風邪との症状が見分けづらく、罹患していても気づかずに多くの人と接してしまうために感染が拡大します。この事前診断システムであれば、その心配が小さくなります。
何よりもお子さんを病院に連れて行ったがために、ママがインフルエンザに感染するというリスクも減りますね。もちろん一定のオンライン診療のルールがあって利用できるものではありますが、利便性の高さはいうまでもありません。
ですが、この進化に伴って、医師と患者のコミュニケーションにも変化が生まれてきます。もっとも変わるのは、画面を通して顔を合わせた瞬間の第一印象や医師の話す時の表情などの視聴覚に訴えるコミュニケーションでしょう。受診する側としては、できるだけ話をよく聴いてくれる医師を選びたいですよね。
フィンランドでは電子カルテ化が100%進んでおり、なんと「うつ病」の治療にも役立っているのだそうです。一人で子育てを担っている(ワンオペママ)の不安や孤独感の解消にも効果があるそうです。
また、オンライン診療が進むことにより、「ホームドクター制度」も今まで以上に需要が高まることになるでしょう。予約さえしておけば、我が家のことをよく知っている医師に相談できることは、安心につながります。きっと病気の早期発見にもなることでしょう。1日でも早く病気をみつけることができれば、あとは安心して治療に専念するだけです。ホームドクター&医療保障は「家庭のお守り」です。
お子さんの様子がおかしいと病院に電話で問い合わせをしたことはありませんか?その時に「お越しいただかないと、なんともお答えできません」と言われた経験はないでしょうか。「 ネットならば、なんでもできる」と思っていても、やはり医療は「オンライン対面」にたどりつきました。保障の相談も同じことです。ネットの時代だからこそ、大切なことは自分の眼と耳で決めたいものですね。