Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

和食店でパート勤務をすることになった橋本香奈枝さん。職場で出会ったの9つ下の25歳インストラクターの賢明さに唖然としてしまいます。
前回の記事はこちらから

賢明さに脱帽

Hana:素晴らしすぎるインストラクターさんでしたね。でも、正しいかも。それでリップはすぐに塗ったのですか?

橋本さん:はい、塗りましたよ。しかも化粧室の鏡を見たら、言われた通り、口紅を塗るだけで、健康感がちがうんですよね。家にいると主人も、あしたや子供も何も言ってはくれませんからね。職場復帰した昔の同僚がそれなりにキレイなのは、こういうところが違うのかな、って思いました。

Hana:橋本さんはポジティブですね。きっとインストラクターさんにそれを見越されていたんですよ。若いのに、見る目あるなぁ。

橋本さん:本当にしっかりした子ですよね。あら、子だなんて失礼かな。25歳って言ってましたから。子供が生まれると、女性は、ちょっとでも若い女性を見ると「子供」扱いしたがるのかもしれません。だから、職場内で陰口をたたいたり、文句を言ったりする人がいるのかもしれません。でも、いいことじゃないな。自分が情けなく見えますよ。だって、まちがいなく25歳のインストラクターは賢明なのですから。

Hana:賢明っていう言葉はいいですね。でもなかなか出てこない言葉ですが。

夫の言葉

橋本さん:(笑)主人にいわれたんです。25歳のインストラクターは社会人としても、組織人としてもビジネスマンとしても期待できる人だよって。たしかに、なかなか言えないことを、自信をもって相手を尊重した言葉遣いで話していましたから。主人が、社会復帰にはちょうどいいところを選んだね、って。そうかもしれないです。

Hana:すごいですね。もう、次のステップが橋本さんの心の中に見てきたみたいです。どうですか?

昔取った杵柄?英会話が冴えました

橋本さん:(笑)それほどではありませんが、いろいろなことを考える機会になったことは事実です。それに目標もできました。わたし、前の職場でちょっとだけ海外との取引にもかかわっていたので、オーダーを聞いたり、商品を説明するぐらいの英会話はできるのです。25歳インストラクターさんは英語が苦手なようで。
先日、接客を代わってあげたんです。そうしたら、次の日から、教えてくださいって。それで、少しずつ英会話の勉強を始めようかなと思っています。

もう一度働くことの本当の成果

Hana :いいですね。その目標は現実的ですもの。もしかして、橋本さんもインストラクターを目指すのですか?
橋本さん:とんでもない、私なんて。それでも、お化粧することで自分の知らない自分に出会えるようで、鏡をのぞくのが怖くなくなりました。主人も最近、生きいきしてるねって言ってくれるんです。(笑)

Hana:ごちそうさまです。素敵ですね。一足春がやってきた感じです。橋本さん、また、インタビューさせてくださいね。きっと、インストラクタ―補佐になっていることは間違いないでしょうね。楽しみです。今日は、ありがとうございました!

hana
hana
マミーズペーパー編集部所属のライターです。

コメント

コメントをするには、マミペパ会員登録する必要があります。

関連記事