Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

私、hanaも昨年までは、扶養控除×、個人(フリー)なので確定申告をしておりました!そのたびに、どうせ源泉も住民税も、保険・年金も払うのだったら、もっと働いた方がいいのかも?!と就学前児童を抱えて思い悩んだことも。
今回のインタビューはそんな悩みに答えを出した瓜生啓子さん(32歳)へのインタビューです。

扶養控除の範囲でアルバイト

瓜生さんは、銀行のバックヤード業務を月末月初の5日間×1日5時間のヘルプに行く、OBパート採用枠で勤務。もちろん地元地銀のOB。収入は約32,000円。扶養控除の範囲内の収入でした。ご主人とは同じ銀行での職場結婚。お子さんは3歳の友美ちゃん一人。ご主人の強い希望で扶養控除の範囲内でのパート、というよりもアルバイトでした。不安も危機感もない穏やかな生活。

シワのない母のおカネと年金

ところが、昨年、実家の両親がまさかまさかの熟年離婚を敢行!一人暮らしになったお母さんと会う機会が増えたのだそうです。お母さんは、生きいきとしており、なんとも言えない気持ちに・・・・・。

お母さんの元気の理由は、「おカネ」だそうなのです。お母さんは、お父さんが勤務している会社が一時倒産の危機があり、その時に冷凍食品工場のライン作業業務のパートに出たそうです。1日5時間のパートで時給750円ぐらいだったそうです。46歳のときのことです。
ところが、無遅刻、無欠勤、ミスのないNO.1パートとして精勤を評価され、契約社員に。ついには現場から工場管理部に転属になり、今や58歳、管理事務職です。64歳まで雇用があるそうで、バリバリだとか。おかげで、年金も期待できるせいか、会うたびに、シワがなくなっているような気さえするほどだそうです。おしゃれになったし、ファッション雑誌を読むようになったし・・・・。とのこと。

46歳ではじめて働く、主婦パートからのスタート

(hana):お母様はすごいバイタリティーですね。
(瓜生さん):今は、そうですね。でも、私が小さいころは、どちらかというと頭痛もちで、寝込んでいることが多かったんです。母が元気ないのが、嫌でした。
(hana):お母様はもともと、結婚前も働いていたのですか?
(瓜生さん):いいえ。短大を卒業したあと、一度も外で働くことなく、実家の青果店を手伝っていました。そのまま父と見合い結婚して、26歳で出産、二人の子供の子育てです。
(hana):そうなんですか?!ちょっと、びっくりですね。
(瓜生さん):ええ、私もびっくりです。私が高校2年ぐらいのことですが、急に、働くって。でも、それ以来、母は頭痛がするって言わなくなりました。工場の何が楽しいんだろうって、思っていました。毎日、何時間も、不良品の抜き出し作業をしていただけなのに。一度、忘れ物を届けに母の工場に行ったのですが、母はきびきびと動いていました。家にいるときの母とはちょっと違う感じでしたね。
(hana):なるほど、そのあたりから、会社にとっても、大切な社員さんだったのでしょうね。
(瓜生さん): そうなんでしょうね。1年ほど前に母に言われたんです。働いていた方が、人生の自由があるわよって。確かに母はそのとおりの人生です。母から「毎月、2,3万円のパートをしただけじゃ、今の家計の足しにはなるかもしれないけれど、人生のプラスにはならないわよ」って言われました。ギクってしました。そのとおりかもしれないって。

続きはこちらから
主婦パートをはじめよう!年金不安を解消!②

hana
hana
マミーズペーパー編集部所属のライターです。

コメント

コメントをするには、マミペパ会員登録する必要があります。

関連記事