Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

<第94回>
ある日突然、何もしたくない症候群が私を襲いました。何をしていても、仕事のことが頭から離れないのです。その結果、息子を保育園からピックアップして家に戻ると、腰を下ろしたソファーからまったく立ち上がることができない状況に・・・。あと5分経ったら、18時ちょうどになったら、と目標は立てるのですが、立ち上がれません。そのまま涙がボロボロと流れ落ちます。何があったというわけでもありません。嫌なことが会社であったわけでもありません。なのに、涙が止まりません。いきなり、「もう疲れたぁ!」と絶叫していました。息子はきょとんとして、私を見つめています。「ママ、おバカさんね」と一言つぶやいて。原因は張り詰め過ぎた緊張感にありました。スケジュールとおりに洗濯、掃除、ご飯の支度、お迎え、会社、乗り遅れてはいけない電車、などなど、時間に縛り付けられていたことが原因。そうでないと安心できないという性分も災いしたのでしょう。結局、しばらくは勤務時間を短くするという選択をしました。今思うと、その選択をできたことが、状況を好転させたのだと思います。

hana
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マミーズペーパー編集部所属のライターです。

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