Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

<第109回>
ずっと前にも書きましたが、「お仕事やりすぎ病」「毎日の時間がもっと欲しい病」の私は、「愚痴魔」になりそうなときがありました。誰かの仕事を途中で引き継いだりすると、1から10まで気に入らない・・・その人の未熟さを許せない、という感じです。ただ、男女の隔てなく、上下の隔てなく、誰に対しても同じ「未熟さが許せない」「もと努力したら!」「もっと勉強したら!」と心の中で絶叫していました。子育てママの心の中に住み着いた「愚痴魔」は、「私より良い環境で仕事をしているのにぃ!何よ、この仕事ぶりは!」という不満によって、うごめき出します。口をキュッと結んで、「ありえない!」と一言、音にしている自分が・・・・。何もかも気に入らなくなりそうな時期でした。「もっと、結果にこだわった仕事をしたい」「一気に、あそこまでは仕事を終わらせてしまいたい」そういう思いがかなわないことへのストレス発散だったようにおも思います。「愚痴魔」は40歳近くまで続きました。ですが、いつしか、私の中から消えていきました。

hana
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マミーズペーパー編集部所属のライターです。

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