Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

<第112回>
家で夜、夫と話しているとついつい「愚痴」も。ちょっとだけ言ってみたいだけなのですが。上司の悪口はかなり言っていたと思います。「どうして、常識ないんだろうね。あれじゃ、部長があいつは気が利かないっていうのは当たり前だよね」なんて感じです。ただ、ルールはありました。仕事の中身に関する話はしない、ということです。なので、「常識的」とか「普通は」とか、いっぱい話していたように思います。若いころは口にしなかった言葉ですが、気になるようになるのですよね。ある時、気遣いができる!と評判の課長が異動してきたときに、その部長が取締役になったのですが、登記の後に「取締役」に名を連ねていることがわかるようにと、登記事項証明書を取締役本部長(偉くなったのですが)に「記念に」と渡していました。本部長はとても喜んでおり、後日、奥様から会社に電話があった折に、そのことをとても感謝なさっていました。ドラマですよね。こういう気遣いのできる人って、すごいなぁ。と感動しました。それ以来、愚痴は感動話に変わるようになりました。そして、その経験が今も私の中で生きています。子育てママの大変な時期でも、生涯の知性となることがいぱいあるのですよね。

hana
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マミーズペーパー編集部所属のライターです。

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