Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

<第114回>
お茶入れをしたことはありますか?実は、私は一度も担当したことがありません。別に嫌だったわけではないのですが、その役割を担うことがなかったのですが。職場で私より若い女子社員が時計を見ながらお茶を入れ替えるタイミングを見計らっている様子が目に入ってきました。彼女は「ここだ!」というタイミングに2種類目のコーヒーを応接室に。お客様は帰りがけに、「いつもありがとう。きものタイミングは絶妙だね」とお褒めの言葉。たかがお茶じゃない!!と思っていた私には、今一つピンと来ません。ところが、毎日の彼女の動作を見ていると、お茶だけではなく、「コピーいたしましょうか?」「確認してきましょうか?」という上司への声掛けのタイミングも絶妙なことに気づきました。よく考えてみると、ワーキングママである私が定時に帰れたのは、私が時計を気にしだすと、彼女が私の周辺業務をこまめに片づけてくれているからであることに気づきました。あまりにも、さりげなくしてくれているので、まったく気づきませんでした。仕事にはそれぞれの自分の活かし方があるのですよね。働くママさんは、こうして支えてくれる人たちを見過ごさずに、感謝の言葉を伝えることが大事。そして、いつでも、その役をその人のために替わることを申し出ることが必要ですよね。

hana
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マミーズペーパー編集部所属のライターです。

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