Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

 <第213回>
運命のような仕事との出会いがあります。そのことに気づくのは何年も経ってからのことになります。では、仕事との運命のような出会いとはどんなことなのでしょうか?私の場合、本当に劇的なことが多かったように感じます。たとえば、転職をすると、仕事の仕方にもその会社のルールのようなものがあり、馴染めないこともあります。ある会社では、営業担当者とお客様とのやりとりをチェックしていました。かなり厳しく。その当時はまだメールよりもfaxが多かったのですが、流れてきた指名fax へのやりとりを記録に残します。その後に折電をしますが、お客様と話した内容報告に5w2hが抜けていると、赤文字で「?」のスタンプが押されていました。その報告シートが自分の名前が書かれているボックスに入っています。「?」を見ては、「細かいな、ここのリーダーは!」と思ったものです。ところが、「?」を出させないぞ!と思い始めてから、仕事の成果が明らかに効率よく出るようになりました。その時に経験したことは、今でも私の人材育成研修のベースにあります。長く働いていましたから、「このくらいのことでイチイチうるさい!」と思っていました。実は、基本を曖昧にして仕事の結果だけを追い続けてきたギャップのようなものでした。その会社でも経験は、本当に私のビジネス力になったことはまちがいありません。嫌な経験ほど、生きるのでしょうね。

hana
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マミーズペーパー編集部所属のライターです。

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