Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

<第196回>
目立たないのが一番、とママ友がしみじみと言っていました。思い出すと今でも気持ちが暗くなります。彼女は、要領のよいタイプだと思うのですが、会社では「できないふり」に徹していたらしいのです。ルーティンはあまり早く終わってしまわないように時間調整しながら。はじもての指示には、テンション低く「はい、なんとかやってみます」と返事。本当はスッキリとできてしまうのでしょうが。彼女が「できない女」に徹していたのは、やりすぎると一気に仕事が集中してしまい、追われ続けるからだと言っていました。さらに、何かと言うと「定時なのだから、決まった仕事だけをきちんとやってくれればいいですよ」と最初に総務課長に笑顔で言われたそうです。元々は営業アシスタントだったので、無理に1人前の仕事をしなくてもよいとも。酷すぎる!仕事に対する熱意はある意味では女性の方が明確だったりします。男性社会では、働くことは熱意ではなく、普通の日常にすぎないのです。熱意?という感じです。働き続けるための困難に直面することがないからです。こんな上司に出会ったら、最悪ですね。みなさまもご注意を。

hana
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マミーズペーパー編集部所属のライターです。

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