転機の予兆は毎日の中でいっぱいあります。それが不安になることも。
心配し過ぎても仕方のないことですが、何かが動き出しているな、と感じることがあります。
このときに、その様子を追うことです。私は、起業家として、ニッチに生きていくことが一つの希望でした。
研究もしたかったし、勉強も。ですが、「あれ?」と気がついたら、法務省民事局に寝泊まりを初めていました。
それでもそのときは、「仕方がないよ、納期があるから」と思う程度でした。ところが、かかわる役所の方々の要望が、「見解を出して欲しい」というかなりランクアップした内容にかわりはじめたのです。
しかも、それが通ってしまう、そんなことが動き出したのです。
うっすらと風が吹いている、でも大雨かもしれない、そんなことを考えていながら、風の正体を見破れませんでした。
そして、ついに・・・・。