ママ友が悩んでいたことがあります。
販売部門のマネージャーをしていたのですが、店舗のアルバイトさんがお休みで、社員が現場に年末年始に出勤することに。
もちろん家庭があるママは対象外だと思っていたそうです。
ところが、担当表を見たら、しっかりと自分の名前があったそうです。課長からは、「みんな家庭があるのは同じだから」と言われたそうです。
もちろん、課長も元旦の予定に入っていました。現実的には、30分くらいで挨拶だけして、帰ったそうですが。結局、年末と元旦は店舗での仕事。
その挙句に本部の仕事もあり、残業しながら自宅へ。それでも、子どもたちは「ママにご褒美上げてよ。パパ」と言ってくれたそうです。
彼女はこのことがきっかけで、「無理です」と拒否していた勤務内容やスケジュールを一度見直してみることにしたそうです。
「できない」のではなく、「自分がしたくない」だけのことだと気づいたから。とはいえ、ママとしてはお家で家族と迎えたいですよね。
お正月は。翌年から、彼女は「我が家のお正月は2日から」と思うことにしたそうです。一番、なり手が無い元旦こそ、活躍して、実力を見ようと。今、この女性は、ある輸入家庭用品の会社のマーケティング部長に。今でも、良い経験をした、と思っているそうです。