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咳をしながらも甘える顔には、素直な子供らしさがありました。毎日、この子も闘っていたんですね。毎日、もっともっと甘えたいよ、ママ抱っこして、そう言いたかったのでしょう。
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咳をしながらも甘える顔には、素直な子供らしさがありました。毎日、この子も闘っていたんですね。毎日、もっともっと甘えたいよ、ママ抱っこして、そう言いたかったのでしょう。
「やっぱりママさんは突発あるからあてにできないよ」と言われているのだろうな、と思いながら病院で検査。
とにかく疲れていました。目に見えない人の壁と年齢の壁、その中でうずもれそうになりながら、毎日が過ぎていきました。
帰りは、一直線で飛び込んできます。うれしい瞬間です。だから、「明日もやれる!」と思う日々でした。
みんなが、何かを抱えているような気がして、「私、がんばれる!」と毎日、言葉を音にしていたことを覚えています。
障害をもったお子さんと共に生きていくためには、働き続けることが必要だということです。生きる姿を見せることを通して、社会で自立できるようにするためでもあったと思います。
本当にこのまま働き続けて、よいのだろうか?思い悩むようになりました。とはいえ、収入を得なければなりませんし。
子育てママの勤務がどうこうというよりも、自分の心に疲れ切ってしまっていました。
次第に、子どものお迎えを主人に代わってもらうことが多くなり、食事も外食が増え・・・。収入は預貯金になんてちっとも回せない状態でした。
予定業務を完了するために、週1日は残業していました。保育園のお迎えは18時です。とにかく毎日走って、保育園に向かっていました。