Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

愛知県半田市在住の早苗さん(75歳)。詩吟や詩舞を楽しむ素敵なおばあちゃまです。
一人暮らしなので、なにかとご子息のお嫁さんがお手伝いをしています。台風で瓦が飛ばされ、雨樋にもヒビが入ったとのこと。すかさず早苗さんは「はじめてだわ、保険を使うのは」と言い出したそうです。もちろん、「裕美さん、手続きをお願いしますね」と言い残して。裕美さんにとってもはじめての経験。裕美さんはその手続きに不満があったそうです。その体験談を伺います。インタビューはマミペパ編集部DIY担当 土谷希美です。

保険会社の電話対応にイライラしました!

土 谷:
裕美さん、このたびはインタビューにご協力をいただきまして、ありがとうございます。しかもDIYの勉強会にもご参加くださるそうですね。

裕美さん:
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
今回、主人の実家での家の補修を機に、DIYにも興味を持ったんです。もともと壁ペイントをしたかったので。

土 谷:
なるほど。さて、保険会社と補償のことで交渉したそうですね。具体的に教えていただけますか?

裕美さん:
義母の命令で、保険会社に「瓦が壊れて、雨樋から変な音がしてくる」と電話で伝えました。そうしたら、こんな感じで言われたんです。

裕美さん:わかるはずなんてありませんよ!業者さんに聞いてくれ!って感じでした。写真にしても、見積もりにしても、準備してから保険会社に電話して来い!当然のことだ!という感じに聞こえてきて、イライラしたんです。誰だって、こんな経験はそんなにするものではないですよね。

業者を探すだけでも大変でした

土 谷:
そりゃそうですよ。

裕美さん:
だいたい業者なんて知らないし…。結局、電話帳で探しました。義母の家には厚いタウンページがあるので。修理業者さんは、ホームページがないところが多いので、ネットで調べられないんです。

土 谷:
そうかもしれませんね。

裕美さん:
ご近所の方に、業者さんを見つけて来てもらいました。屋根の上で写真を撮ったり、音を鳴らしたり、大変でした。写真なんて、自分で撮れるような場所ではないですよ。保険会社に簡単に「写真は撮りましたか?」と言われたので腹が立ちました!

土 谷:
まぁ、写真は業者さんに撮ってもらってください、という意味だとは思いますが。

ちゃんと理解をしたい!義母の思惑通りに

裕美さん:
最終的には95万円の修理費用で、75万円の補償がもらえました。義母は「入っておくものね」と喜んでいましたが、私としては、どうして全額ではないのかと思っています。全額ではないことの理由の説明も電話一本だし…。

土 谷:
裕美さんだけではなく、「ちゃんとわかるように説明して欲しい。専門的な雰囲気を醸し出して、仕方のないことだと言わんばかりなのは気分が悪い」と思うことはありますよね。
裕美さん:そうなんです。そこなんですよ。それでね、7月に更新があるんですが、ちょっといろいろと勉強してから、更新を決めようと思っています。
土 谷:
いいことですね。裕美さんは探求心が強く、アンテナの高い方ですから。顔を見ながら相談ができる保険会社がよいのではないですか?

裕美さん:
そうかもしれませんね。ちゃんとこの耳で聞きたいから。

土 谷:それがいいですよ。どうやら早苗さんの思惑通りですね。(笑)貴重な体験談をお聞かせいただきまして、ありがとうございます。

マミペパ編集部
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