Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

保育園に子どもを預けることは、ママにとっては一大決心ですよね。ですが、保育園のことを本当に理解しているでしょうか?預ける不安よりも、まずは、見る・知る、しましょう!
そこで、NTTグループのテルウェル東日本が運営するぽこころ保育園さんにインタビューさせていただきました!保育園運用のスタイルは様々です。もっとも多いのは社会福祉法人が運営する保育園ですが、今、注目を浴びているのが「株式会社保育園」です。
テレビ報道などでもわかるように、確かに保育園は不足しています。ですが「子どもを預けてまで働くの?」と思っているママさんも大勢います。あらためて、保育園について「見る、知る」したいと思います。ナビゲーターhanaが、テルウェル東日本㈱新規ビジネス推進室 渡辺部長、森高園長にお話を伺いました。

そもそも株式保育園と社福保育園って何が違うの?

子どもを預ける前にやはり気になるのが、「そもそも株式会社保育園ってどんなところ?」ではないでしょうか。言葉だけを聞くと、「営利性を重視しているから、サービスの質も低いのでは?」と考えがちですが、株式会社保育園だからこそ実現できるメリットもあるんです!

【何が違うの?】
株式会社保育園と社会福祉法人保育園(以下、社福保育園)ってそもそも何が違うの?というところですが、大きな違いとして営利、非営利団体という部分です。もちろん、「子どもの最善の利益」を考慮した保育をすることに変わりはありませんが、社会福祉法人は、非営利団体の部分で税制や補助の面で優遇されています。一方でそういった補助や税制の待遇差が、株式会社の参入を妨げてしまっているという実態もあり、ぽこころ保育園も開園当時は運営費の補助が貰えない認可外(無認可)保育所でスタートしました。その後、「東京都認証保育所」、そして28年4月1日に「認可保育所」へ移行できました。認可保育園には株式会社の参入を積極的に進める、横浜市のような自治体もふえてきてはいるものの、まだまだ株式会社の認可保育所は少ないのが現状です。ですが、アイデアに溢れる株式会社保育園の登場は、期待したい部分もありますよね。

【保育園運用の新しい風】
また株式会社保育園は社福保育園と違い、新しいことに挑戦できる企業文化があります。
収益性を見て、保育のサービスを作っていくため、良いと判断したものは継続し、良くないものに関しては止めるということができます。そのため、若い保育士さんの意見が反映されやすく柔軟性のある環境と言えます。保育士さんの年齢は様々ですが、比較的、保育士さんとママさんの世代感が近いことも大事ですよね。

【保育士さんの働く満足度も保育の質に影響します】
待遇面についてですが、NTTグループの基準のため給与待遇は安定しています。福利厚生や住宅に伴う体制も整っているので働きやすい環境と言えるでしょう。何よりもNTTグループの社員になることのメリットは保育士さんにとっても大きいものです。

【さすが!NTTグループ!ICTを活用とした保育サービス】
静脈認証による解錠システムや、警察へワンタッチで通報される学校110番(非常通報機)を設置しており、救急救命措置AEDも備えています。また高速で快適なインターネット接続ができるNTT東日本の「公衆無線LAN」ギガらくWiFiを導入しています。 保育園で撮影した子ども達の写真を閲覧したり、購入することもできます。NTTグループならではのICTを最大限活用し、ハード面も充実しています。業務へのICTを取り入れた施策も多いのが株式保育園の特徴と言えます。

ママさんの期待に応える保育サービスとは?

【WEBカメラの有効利用で安心・安全うれしい】
現在、ママさんの期待に応える保育サービスの中でWEBカメラを採用しています。WEBカメラの導入によって、事務所にいながら子どもたちを見守る第2の目となることや、入口からの防犯性を高めることで、保育サービスの向上を図っていきます。

【ママさんの期待に応える保育士さんとは?】
子どもの安全を管理しつつ、ママさんへの期待に応えていくためには会話力・気遣い・情報発信力が大切とのこと。ごく普通のビジネスマンに必要なスキルが保育さんにも求められています。子どもはもちろん、ママさんの日々の不安や悩みの聞き手になり、駆け込み寺になることが大切だそうです。

■まとめ
株式会社保育園で営利性を求める以上、良い施策は継続し、良くないものに関しては切り捨てるという考えは今の保育サービスを運営する上で必要だと感じました。ママさんの期待に応える保育サービスを運営していくには働く保育士さんのスキルアップと保育内容の在り方を変革していくことにあるのではないでしょうか。常に新しい保育サービスを提供しつづける「ぽこころ保育園」が待機児童問題や保育士不足問題を解決し、ママさんが安心して預けられる保育園の先駆けになる予感がしました!

hana
hana
マミーズペーパー編集部所属のライターです。

コメント

コメントをするには、マミペパ会員登録する必要があります。

関連記事