Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

新しい保育サービスを提供し続けるぽこころ保育園さんの、保育士さんの前久保さんと栄養士の中村さんにインタビューさせて頂きました。働くママさんの子供の成長と安全を守る保育園でご活躍している方に職場で心がけていることや、ママさんに応えるための取り組みなどを伺いました!

ぽこころ保育園 保育士 前久保 美喜さん

Q保育士を目指したきっかけは?
中学校時代の職業体験の時に、自分が通っていた保育園にたまたま行く機会があり、楽しかったのがきっかけでした。

Q専門学校時代の勉強はどうでしたか?
元々倫理や歴史の勉強よりも、離乳食を作ったり、赤ちゃんの人形を使って沐浴させたりするのは特意でした。もちろん、今は、倫理の重要性は理解し、行動しています。

Qぽこころ保育園で働きたいなと思ったきっかけとは?
ちょうど、求職活動をしている間に、見学ができる機会をもらい園長先生と話したのがきっかけです。この園長先生からたくさん学ぶものがありそうだなと思い、入社しました。

Q将来的にこんな保育士さんになりたいとかって何かありますか?
結婚をして子どもを生んで、一度は自分もママさんになる経験してみたいです。ママさんの気持ちを理解することも大事。自分も経験したストーリーもママさんにも伝えれば、よりママさんから理解を得られやすいかと思います。

Q仕事で大変だったこと
ママさん達と話しても、なかなかこちらの想いが伝わらなかったこと。あとは自分が動かないと子ども達もついてこない。特に春の時期は入園したばかりのお子さんが多いのでどうやったら信頼関係が築けるのか、悩むことも多いです。

Qこの仕事のやりがいとは?
一番の楽しみは、子どもが昨日までできなかったことが、できるようになっていることを観られることですね!

ぽこころ保育園 栄養士 中村 友香さん

Q保育園の栄養士を目指すきっかけは?
元々、料理をすることと、子どものお世話をすることが好きで、この2つの好きな事を両方実現できる仕事はないだろうかと、高校を卒業してからの進路で悩んでいました。祖母が管理栄養士、母が保育士になりたかったという話を聞き、「保育園で働く栄養士」という職業があることを知り、目指すきっかけになりました。その後短大に進み、資格を取得し新卒から「保育園の栄養士」として、キャリアをスタートすることになりました。

Qぽこころ保育園に入社するきっかけは?
今まで転職含めて1社働く機会があり、ぽこころ保育園の前は、栄養士へアドバイスを出す部署におりましたが、「もっと子どもと料理に関わりたい!」と現場で働きたいと思っていました。そんな時に知り合いからぽこころ保育園を紹介され、見学に行ったこところ、食育の考え方や「アートな食」について聞くことで、「もう一度ここで、子どもと料理と関わりながら仕事したい!」と思ったのがきっかけでした。

Q献立なども自分たちで考えながら作っているんですか?
そうです!お昼ご飯、3時のおやつ、夕食のメニューをぽこころの食育コンセプトに準じて考えています。カロリー計算など全て自分で計算しています。

Qたまに、保育のメニューを作る上でアイディアが詰まってしまう時はないですか?
ありますね。一人で考え込んでしまうと、なかなか良いアイディアがでないので毎月の給食会議にて、周りの保育士さんや、園長先生に意見を貰うようにしています。あとは、園の子どもたちに直接「何食べたい?」と聞くこともあります。

Q献立のコンセプトについて教えて下さい。
ぽこころの食育の理念が「“自然をそのまま食べる”を通じて楽しく学ぶ」なので、和食中心の献立になります。乳幼児期は、生活習慣の基礎ができる時期で、その中心に「食事」があります。「栄養を摂ること」だけでなく①心身の発育②健康の保持・増進③よい生活習慣づくり を目的とし、薄味、和食を心がけ、旬の素材を使い季節感あふれる献立に努めています。

Q保育園の栄養士さんに向いている人とは?
まず、子どもが当然ながら好きな事。 あとは料理が好きな事や色んなことを自発的に考えることができる方ではないでしょうか。私は、一歳から小学校を上がるまでの間どれだけ、食事を通じて豊かな生活が送れるかが、重要だと思っています。なので、食育を通じて子ども達に食の大切さを教えたいな、もしくは一緒にやっていきたいなと思う方は向いていると思います。

Q普段から仕事で心がけていることを、教えて下さい。
食育は栄養士が行うことではありません。ご家庭と協力をして、かつ現場の保育士さんや、全体で、子どもたちに食育の大切さを伝えられるかが重要だと思います。そもそも保育園は働くママさんたちと、その子どもを預かる保育士さんで成り立っているので栄養士という立場よりも、もっと広く「保育園の栄養士」として食育の大切さを伝えれるかが重要だと思います。

【まとめ】

保育園に子どもを預けるときには、いろいろなことを考えてしまいます。ですが、今回の取材を通して保育園は、保育サービスという新しい変化に対応できるように、多くの取組みをしていることがよくわかりました。
保育園は見学ができます。もう一度働く準備をはじめたら、近隣の候補になる保育園をママさんの目で見学に行ってみることが大事です。施設環境、保育園の指針、雰囲気、子どもたちの笑顔など、事前にチェック項目を決めて、見学に行ってみましょう。
働くことと、預けることはすべてがタイミングで動いています。同じコーナーで掲載のある「マザーズハローワーク」の記事を読んで「もう一度働く準備」を、保育園に預けているママさんインタビューでの記事で、「預けること」の参考にしてみましょう。

ぽこころ保育園のみなさん、ご協力ありがとうございました!

hana
hana
マミーズペーパー編集部所属のライターです。

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