Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

5月9日(水)、銀座にて『いつもの料理にかけるだけ おからパウダーダイエット』出版記念パーティが開催されました。
岸村康代著、『いつもの料理にかけるだけ おからパウダーダイエット(セブン&アイ出版)』は2018年4月27日発売。日本のスーパーフードと言われる「おからパウダー」を使った“おいしい&ヘルシー”なレシピ100種が掲載されています。本パーティでは、著書に掲載されているおからパウダーレシピのうち、とっておきの14種を試食できるという嬉しい特典もついており、健康美容関係・調理栄養関係・食品関係・ダイエットしたい方など総勢70名が参加しました。

パーティは、著者 岸村康代さんのご挨拶で開宴しました。
フードプランナー、管理栄養士、野菜ソムリエ上級プロとして活躍し、メディアにもひっぱりだこの岸村さんは、これまでに落としてきた脂肪の総量は「10トン以上」だと言います。

 

 

岸村 康代
一般社団法人 大人のダイエット研究所 代表理事
フードプランナー 管理栄養士/野菜ソムリエ上級プロ
日本野菜ソムリエ協会ビューティーフードプログラム監修

目的に合わせて効率よく栄養を摂る“パワーフードスタイル”を提唱しこれまで2,000人以上のダイエットの成功で10t以上の脂肪を削減した経験から無理なく痩せるメソッドの研究を行い、メディア出演、レシピ開発、事業開発、商品開発、メディア出演、メニュー開発、事業開発、コラム執筆、講演など多方面で活動。自らも15kg以上のダイエットに成功。

 

岸村さんのコンセプトは「忙しい人でも無理なく」。
食べることは生きるために重要ですが、忙しいビジネスマンはついコンビニや外食で適当に食事を済ませてしまいがちで、多くの人が栄養不足に陥っています。岸村さんは、そのような忙しい方でも、コンビニに行くくらいラクに、無理なく作れるヘルシー料理を推進されています。
元々岸村さんは、病院での勤務時に“食事制限”をしながら治療を続ける患者さんを見て、ご自身が食べるのが大好きだという点も相まって、「本当に可哀想だな」と感じたと言います。そこで、食事を制限して病を治すのではなく、「食べながらリセットしていく」料理が作れないのだろうか?と、美味しくて身体に良い食事の推進を始められました。またダイエットも同様に、食べずに痩せるのではなく、食べながら痩せる方法について研究・情報発信をしておられます。本著も、岸村さんの活動に目を止めた出版社“セブン&アイ出版”編集者との出会いから企画へと発展し、4月27日出版に至りました。

岸村さんよりご挨拶と簡単なプロフィールについてお話しいただいた後は、お待ちかねの乾杯。スパークリングワインを楽しみながら、プログラムはトークセッションへと進みました。トークセッションでは、本著を執筆するに至った経緯について岸村さんより具体的にお話しをいただきました。
まず、“おから”についてですが、実は“おから”は、大豆タンパクが豊富であることから日本のスーパーフードと言われています。しかし、日持ちがしないことから、すぐに産業廃棄物になってしまうというデメリットがあり、そのデメリットを克服しようと作られたのが「おからパウダー」なのだそうです、生産元は徳島県の「さとの雪食品株式会社」です。乾燥させることで大豆タンパクを残しながら、大量の食物繊維が含まれる真のスーパーフードへと生まれ変わりました。
本著の執筆に至っては、社員の健康管理に「おからパウダー」が有効なのではないか、という「さとの雪食品」の発案から、岸村さんは同社内におからダイエット部を発足。そこで社員をモニターに実証実験を行ったところ、最大6kgの減量に成功し、その内容をプレスリリースとして発表したところ、編集者が見つけてくださり、書籍の企画として発展したそうです。
出版に際しては、おからパウダーを使った100レシピを考えなければならず、毎日夢に見るほどおからパウダーのことばかり考えていたそうです。夜ご飯も毎食おからパウダーで、家族から「もうおからはいらない」と言われるほどの徹底ぶりだったと言います。笑
おからパウダー最大の魅力はなんと言っても「いつものご飯に大さじ1杯いれるだけで不足した栄養を補うことができる」という点です!また満腹感を感じやすいので、食べ過ぎを防止する効果があり、ストレスなくダイエットしたい方にも大変オススメです。

その後、実際におからパウダーを使って作られたレシピが各テーブルへ運ばれました。
前半戦のレシピは以下の6種です。

 

 

 

 

 

【前半レシピ】
① おからばななの豆乳甘酒スムージー
② にんじんとおからポテトサラダ風クロスティーニ
③ おからアボカドディップのラップサンド
④ おからパウダー卯の花
⑤ おからホワイトソースのエッググラタン
⑥ バジルおからパウダーのひとくちチキンカツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どの料理もとてもおしゃれで、味もおから感はそれほど強くないのですが、実は栄養価が高いというのが嬉しいところです!

その後、本著執筆にあたり、さとの雪食品のメタボトリオが5週間「おからパウダーダイエット」に挑んだ体験談について、岸村さんよりお話しをいただきました。
題して「メタボトリオの超いい加減ダイエット」。因みにやることは“食事におからパウダーをかけるだけ”という簡単で超いい加減な企画です。ダイエットとは名ばかりで、食べる量を減らしたり、食べる食材を制限したりはありません。
メタボトリオは、岸村さんと編集者とのグループLINEを作成し、毎食何を食べたのかを共有していたそうですが、まあ皆さんよく食べる方々で、本当に成果が出るのか岸村さんもヒヤヒヤしていたと言います。編集者の方はヒヤヒヤを通り越して、注意を投げかけることもしばしばだったそうです。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

5週間の後半になると、メタボトリオも気持ちを入れ替えて、「おからヨーグルトファースト」を徹底するようになりました。「おからヨーグルトファースト」とは、ベジタブルファーストと同様に、食前におからを取ることで血糖値の上昇を抑え、お腹を膨れさせることで食べ過ぎを防ぐ効果のことを言います。おからは食物繊維の量が多いので、ベジタブルファースト以上の効果が見込まれています。今回は、おからパウダー単品を食することは難しいため、相性の良いヨーグルトにおからパウダーを混ぜて食前に取ることを勧めていたようです。
結果、メタボトリオはそれぞれ3kg超の減量に成功。内臓脂肪も30平方cm超減少しました。いつもの食生活におからパウダーを取り入れるだけでダイエット効果がある、ということが無事実証されました。余談ですが、一番喜んだのは編集者の方だったそうです。笑

その後、おからパウダーレシピ第二弾がテーブルへ配られました。

【後半レシピ】
・大豆ミートとおからのパプリカファルチート
・ほうれん草焼きおからニョッキ
・ビーツ焼きおからニョッキ
・プレーン焼きおからニョッキ
・カジキの香草おから衣フリット
・ドライミニトマトとブラックオリーブ添え
・おからチョコレート
・ローストおからパウダー生クリーム添え

色とりどりのニョッキが心を弾ませ、普段罪悪感を感じてしまうスイーツを余裕を持って食べられる状況に笑顔が溢れます。

その後、おからパウダーレシピの内、
・にんじんとおからポテトサラダ風クロスティー
・おからパウダー卯の花
・おからチョコレート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のデモンストレーションを行い、おからパウダーを使うことで、簡単に料理ができるということを示しました。実際おからパウダーには、水と混ぜるだけでじゃがいもと同様の効力を発揮したり、揚げ物の衣代わりに使用したりと、普段の料理で面倒なところを補う多用な効力があります。会場の皆さんもデモンストレーションを見て、「これなら私にも出来る」と頷いていました。料理を簡単にし、栄養もとれてしまうとは、正にスーパーフードです。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、岸村さんより締めのご挨拶をいただきました。
岸村さんは「本当に感謝でいっぱいです」と感謝の言葉を重ねながら、感動の涙を浮かべていました。食べないという指導に違和感を感じてから、“食べてリセットする/無理せずダイエットする”という道を模索し、突き進んできました。そんな私に対して、多くの人が応援してくれて、サポートしてくれて、本当に素晴らしい方々に恵まれ、今の私があります、と心からの感謝を参加者の皆さまへお伝えしました。

おからパウダーは、忙しい人が簡単に栄養を取ることの出来るスーパーフード。サッとかけるだけ。水と混ぜるだけ。それだけで普段の数倍の栄養を摂取することが出来るのです。是非、忙しいママさんも普段の料理に取り入れてみてはいかがでしょうか?

「おからパウダーダイエット」の書籍はこちらから

 

 

 

 

 

 

 

EndoAzusa
EndoAzusa
マミーズペーパー編集部所属のライターです。 日本の歴史と文化、自然をこよなく愛する。将来は地方で教育環境を作るのが夢。 昔から文章を書くのが大好きで、現在はライターとしてインタビュー記事やイベント開催報告記事を書くことが多い。

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