Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

「女性がキラキラ輝いて働ける環境を提供する」という理念を掲げ、2013年にスマートルーチェを創業した大重さん。紆余曲折を経て、現在は目標達成の一歩を踏み出しています。

今回は続編として、大重さんが“女性を応援したい”と思って理由、そしてパパの一面にも迫ります。

“ママさんが働くこと”の大変さを痛感。

――大重さんの真っ直ぐな気持ちが伝わってきます。

因みに、“女性がキラキラ輝いて働ける環境を提供する”という理念を掲げた理由は何だったのでしょうか?何か女性に対して特別な思い入れがあるのですか?

 

大重雄進  合同会社スマートルーチェ 代表

岡山県出身。神戸大学卒業後上京。大学で専攻したグラフィックデザインの技術を認められ、知人の紹介で東京の製作会社へ就職。デザイナーとしての腕を磨いた後は、独立しフリーランスとして活動。2013年12月25日に合同会社スマートルーチェ創業。“女性がキラキラ輝いて働ける環境を提供する”を理念に、その達成に向けて情熱を注いでいる。

小学5年生と小学1年生の息子、8ヶ月の娘を持つ3児の父親でもある。

 

 

大重:そうですね。実は私、一度離婚を経験しているのです。

お別れした奥さんとの間に息子が二人いまして、育児をしながら働いている彼女の生活を見ていると、やっぱり大変だなぁと、いつも思います。

そして、再婚し今一緒に暮らしている奥さんも8ヶ月の娘の育児をしている最中なんです。ただ、会社では非常に重要な役割を担っているようで、現在育児休暇中のはずなのですが、よく電話がかかってきて、家でカタカタPCと向き合っていますよ。社長に呼び出されることもあって、そのときはベビーカーをひいて颯爽と会社へ向かっていきます。すごいなぁといつも感心しています。

どちらを見ても、女性って働くのが本当に大変なんだなとしみじみ感じています。

男性は割りと自由に働けますけど、女性は事務所に行くのも大変。“子供預けてから行かなきゃ”とか“家のこともやらないといけない”とか、とにかく働く時間を制限されますよね。特に小さいお子さんを持つママさんって、好きなように働くことが出来ないので、本当に大変だなと思います。

 

そして、もう一つきっかけがありました。

以前、ボディジュエリーの講師をやっていた時期があったのですが、その時、多くのママさんが学びに来ていたのです。「なんでだろう?」と思って聞いてみると、

「ママが働ける場所ってとても少ないんです。自由に働けて、かつ自分が好きだなと思える仕事を見つけるのは大変です」そう言っていました。

その時、ママさんは“本当は働きたいんだ”と分かったんです。ただ、働ける場所を見つけるのが大変なんですよね。

その時、少しでもこういうママさんに喜んでもらって、笑顔で働いてもらう環境作りが出来たらいいな、と強く思いました。

 

内心、離婚をしてシングルマザーを一人つくってしまった、という引け目があったのかもしれません。ただ、様々なママさんとのふれあいの中で、“ママさんって本当に働くのが大変”と実感し、“女性を応援したい”という思いが自分の中で確固たるものへと変化していったんです。

 

赤ちゃんの声を聞き分けられるパパです。

 

――ママさんの大変さを理解してくださるだけで「ありがたいな」と感じる女性は多いと思いますよ。因みに、大重さんは育児を手伝ったりはしているのですか?

大重:そうですね、育児は全くいやじゃないです!実は私、赤ちゃんの声を聞き分けられるんですよ。「ああ、ご飯ね」「ああ、眠いのね」って全部わかります。

あとは、奥さんに「1日空けておいてね」と言われたら頑張って空けるようにしています。1日赤ちゃんのお世話をしているのも苦にならないですね。

――おお!では、世間的にはかなり“いいパパ”ですね!!

大重:そうねぇ、“いいパパ(仮)”かな。笑

やっぱり、平日は外でご飯食べることがほとんどですし、帰りも遅いですから。奥さんのおかげで自由に働かせてもらっています。

 

社会貢献ができたとお客さまも喜んでくれる。

――やはり、奥様にはいくら感謝しても足りないですね。

では最後に、働きたいママさんに向けてスマートルーチェのPRをお願いできますか。

大重:そうですね、やはり女性のデザイナーさんは本当に優秀な方が多いと私は感じています。とても繊細で、かと思えば男性的なものもしっかりと作ってくれて。作業も一つ一つが丁寧なので安心して任せられます。

スマートルーチェでは、お客さまも仕組みを理解した上で発注をしてくださるので、短納期の案件はほとんどありません。ママさんでも余裕をもって進めていける仕事が多いと思います。

また、お客さまにも「ママさんにお仕事をお願いして社会貢献が出来たな」と思っていただけます。スマートルーチェを活用して社会貢献活動を行ってもらえたら、お互いがHAPPYになれて良いなと思っています。

また、登録している女性デザイナーで食事会を行うこともあって、いつも盛り上がっていて、本当に楽しそうですね。やはり、デザイナーの方は根がクリエイターなので、お互い近い感覚の人と同じデザイン用語で話せることが楽しいんですよね。そんな中で、気の合う友達やママ友を作ってもらうのも良いなと思っています。

今はデザインの会社ですが、今後は全ての女性に“キラキラ輝いて働ける環境”を提供していこうと思っていますので、是非ご期待下さい!

 

――大重さん、ありがとうございました!!

 

撮影協力

 

ガレージパーク

TEL050-5590-3182

住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目15−13 古屋ビル3階

URL https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13158013/

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EndoAzusa
EndoAzusa
マミーズペーパー編集部所属のライターです。 日本の歴史と文化、自然をこよなく愛する。将来は地方で教育環境を作るのが夢。 昔から文章を書くのが大好きで、現在はライターとしてインタビュー記事やイベント開催報告記事を書くことが多い。

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