Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

今回は11月21日にマミーズペーパー編集長石川かおるが登壇したテルウェル東日本様の「休職者復職セミナー」をご紹介します。受講者はすでに復職している方もいれば、これから産休に入る方、育休の方など、さまざまでした。

ワーキングママが職場復帰をする際の心構えや、復職すること、もう一度働くことの意義やモチベーションについて、意見交換やワークを行いました。講師である編集長の石川も、 ワーキングママとして働き続けてきました。その経験談を踏まえた「実感のある言葉」に受講者のみなさんも聞き入っている様子でした。

セミナーの冒頭で視聴したサイボウズ社が公開している 働くママ応援CM「大丈夫」を見た受講者が、感極まり涙を流す場面もありました。日々、感じている思い、背負っている思いがひしひしと伝わってきました。やっぱり、もう一度働くというのは簡単なことではないのですよね。それだけに、後悔しないための考え方を持っていることが大事なのです。

グループワークでは、マミーズペーパーの記事を活用し「なりたい自分=will」について発表し、意見交換を行いました。Willはなりたい自分を目指し、凛と生きていく姿勢を表しています。まずは、「何のために働くのか」というテーマからワークに入り、経済的な理由以外に「働く理由」を見つけてみよう、という意見交換をしました。現実的には「お金」が理由でしょうが、それが「なりたい自分」なのでしょうか。「お金」ではなく、「お金を稼ぐママは、自分にも一生懸命、輝いている」でありたいと思いますよね。仕事を辞めるのは、子育てを理由にすれば簡単なことです。ですが、大事なのはその選択をするにしても「時期」なのです。産む前から「辞めよう」と思っていたのでは、なりたい自分を見つけるチャンスを失くしてしまうのです。

受講者のみなさんから「いろいろなケースや状況で考えてみることが大事なんだね。辞めることを決め込むより、まずは時短で復職してみるのもありだね」という言葉が聞こえてきました。

時短勤務を活用することをあきらめていた方が多いようでした。でも、いろいろな意見を聞きながら、「トライしてみる価値はあるかも」という言葉も出てきました。

NTT東日本グループのテルウェル東日本様は、女性活躍推進を含めたダイバシティにも力を入れている企業様です。職場内での上司や男性社員の理解も整っているそうです。講師としては「もったいない。時短を経験してからワーキングママを成功させる方法を考えてみましょうよ。夫や家族がどのように協力してくれるのか、本当は何がつらいのか、大変なのか、それはどうにもならないのか、諦めずに考えて、解決策を夫や家族に提案してみることが大事です」とお話しました。家族を巻き込むことができれば、「なりたい自分」も近づいてきます。
実はね、仕事の進め方も、夫や家族との付き合い方も「コツ」は同じなんですよ。根回し、気遣い、感謝、これに限ります。そして問題が発生したら、解決策を模索して、提案しましょう!人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の2人の会話を思い出してみてください。きっと、問題から逃げながらもそれではダメだと気づくから解決策を探す、夫と一緒に。

職場でも同じです。逃げてもだめだと気づくから解決策を職場の人たちと解決する、のです。毎年毎年、ワーキングママを取り巻く環境は改善されつつあります。その恩恵を受けないは「逃げ恥」では?!

ワーキングママ、なりたい自分を見つけることからはじめましょう。

hana
hana
マミーズペーパー編集部所属のライターです。

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