Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

【学習の進め方】
この講座では、基本的な「ターニングポイントマネジメント」のメソッドを8回にわたって解説していきます。毎回、実例を挙げながら理解を進めていきますので、楽しく読み進めてください。第一回の事例は、「ターニングポイントは風の中で」の著者である石川かおるのターニングポイント経験談です。ドラマのようなストーリーを読みながら、なりたい自分を考える時間にしましょう。
講座の最後に「なりたい自分になるノート」があります。ご自身でストーリーを綴ってみましょう!「きっと、花咲く」毎日の準備がはじまります。

第一回テーマ:「良い転機の種」を蒔く

人生では、自分が認識していないだけで、本当は何度も「ターニングポイント」と呼ばれる「転機」に遭遇しています。ターニングポイントという言葉は「結果」もしくは「予測」に使われます。「あの人事異動が、人生のターニングポイントになったね」というように「結果」として使われます。また、「これが人生のターニングポイントになるかもしれないね」というように使われることもあります。

では、ターニングポイントと転機は、イコールだと考えてしまってよいのでしょうか。私は、ここに「自分の生き方に納得できる」ための鍵が隠されていると考えました。2001年1月に私が経験したターニングポイントは、突然にやってきたのだろうか?予兆はなかったのだろうか?そう考えると、転機は自分で種を蒔くことにより発生し、その結果もしくは予測される結果が「~をしたことがターニングポイントになった」「~をすることがターニングポイントになるだろう」という論法にたどりつきました。「~をすること」=転機の種の発芽、成長です。
※2001年1月の経験については、10月5日に発信する音声ドラマで確認してください。

私の場合、40歳を前にして、人前で話すことを仕事にしたい、という心の奥底にずっと潜んでいた願望が「転機の種」になったのだと思います。実は、小学校5年生まで、ほとんど声が出ず、毎日、耳鼻咽喉科で治療を受けていました。声が出るようになるとうれしくてたまらず、大学時代には、アナウンサーを目指してスクールに通っていました。あるテレビ番組のレポーターのオーディションにも合格し、仕事をいただきました。ですが、それがその当時の「転機の良い種」であることには気づきませんでした。高校時代に20センチ近い大切腹の手術を受け、受験勉強すら放棄状態でした。県内一の進学校に在籍しながらも、浪人不可の両親の意向をいいことにして、とりあえず合格した大学へ。毎晩、アルバイトをしては飲み歩いていました。

挙句に担当ディレクターから「いい感性を持っているね、君は。トーキングマシンにならない仕事に挑むことが必要だよ。興味があったら、編集会議においで」とお声をかけていただいたのに、飲み過ぎと風邪で急性腎炎を発症して入院。世の中でいう「チャンス」の意味さえ理解していませんでした。このやさぐれた女子学生は、この「転機の種」に気づくこともなく、枯らしてしまったのです。

ですが、その「転機の種」は私の心と頭の中で、再び息吹ました。それまでの「想い通りに人生を動かせない落ちこぼれのような自分」を「なりたい自分」に変えたい。どうせ落ちこぼれ人生ならば、表に出したことのない能力、表に出しても正当に評価されなかったと思っている能力を完全に出し切って勝負をしたい、という想いがあったからなのでしょう。ビジネスで活躍したい、話す仕事で能力を発揮したい、きっと自分ならばできるのではないか、そう思いながら新しい仕事に挑むタイミングを探していました。つまり、「想いと方向性」が存在していたのです。

転機は「想いと方向性」が明確に存在すると、「種」として「発芽に向けて」育ちはじめます。種が「良い転機をもたらす品種」であるかは、育ちながら決まるようです。つまり、「想いと方向性」を認識したときに、そのためにどのような方法や考え方で育てるのかが、品種を決めるのです。

「今までの経験やできることで種を育てよう」と考えると、勘で事足りてしまうので、知的栄養の不足にも気づかないまま、転機の種を枯らしてしまうことがあります。「今までの経験やできることで種を育てることが自分のプラスになるのか」と検討したり、「今までに経験したことのない方法を探したり、周囲のアドバイスを求める(はじめてに挑む)」ことを選択すると、いろいろな角度からゼロベースで考え、成功との因果関係を検証しながら、育て方を考えます。つまり、ロジカルに考えているので、種の育成は成功率が高まるのです。さらに、ロジカルに考えて行動することは、ゴールがイメージできるので、意欲が高まり、エネルギーに溢れます。

つまり、ロジカルに考えることが「転機の良い種」を育てることになるのです。それらの一連の行動は、「行動を変える」という大きな自己改革につながり、溢れるエネルギーは背中を押す「転機の風」を巻き起こします。そして、その風の中で、転機の種は花を咲かせ、結実します。「なりたい自分に近づく」ためのターニングポイントの実現です。結実すると種ができ、それはあなたの中の無意識ゾーンの中に息づいて、次の「想いと方向性」の存在を認識する日を待ち続けます。

これが、ターニングポイント発生のメカニズムです。変わらぬ日々の中で、大小を問わず判断を必要とする何らかの事象や問題が発生したときに、「想いと方向性」が存在すると、「転機の種」があらわれます。想いと方向性が存在しないと、「何のために」が不明瞭になるのでロジカルに考えることができないのです。

時として私たちは、「あれは運命としかいいようのない転機だった」というように言うことがあります。本当にそうでしょうか。誰も「運命」の定義をすることはできません。ですが、少なくとも「想いと方向性」によって出現する「転機の種」という仮説を心得ていると、人生に訪れる手強い問題にも「そろそろ転機の風が吹くころかもしれない」と自覚ができ、論理的に解決することができるのではないでしょうか。

【なりたい自分になるためのノート】
もしかするとあの時が「転機の種が舞い降りてきたのかしら?」「確かに、はじめての方法で乗り越えたよね。心の痛みにたえて😢」というように、思い出写真をみながら、①「転機の種が舞い降りていたのかも?」②「転機の種が発芽し花を咲かせてくれたよね」というようにmyストーリーを書き添えてみましょう。そして、最後に、自分が一番「私のターニングポイント その1 〇歳」を記録に残しておきましょう。

・記載例

生きづらいと思う毎日。夢中で他の人がしている仕事に耳をダンボにしたり、新規業務を率先して請け負っていたよ。7:30には勤務していたかもね。今より早起きだった!34歳

 

 

 

 

自分が水を得た魚のように動いていた感覚が今も体に残っています。楽しくて、楽しくて。夢中になりすぎて、周囲のことや社会のことを気にしていなかったので、後で痛い目を見ることになったのですが・・・・・(笑)40歳

 

☆私のターニングポイントその1 40歳
初めて挑む仕事でも、逃げずに、とにかく勉強しました。自分の力で人生は変えられることを体験しました。

 

次回の基礎講座は10月10日に公開します!

ご自身の「なりたい自分になるためのノート」にコメントが欲しい方は下記のアドレスにご送付下さい。編集長自ら添削致します。

送付アドレス contact@mamipepa.com

編集長
編集長
イシカワカオル 女性

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