Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

忙しい時、何に頼りますか?

女性たちの毎日は忙しい。それは男性の想像を超えるものだと私は思うのです。会社での仕事は滞在時間で仕事量を推し量ることができるけれど、殊に家事ときたらタイムカードでも導入しない限り一体一日のどれだけ仕事をしているのか自分でもなかなか分からないもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

現代の女性は家事のほか、職をもち且つママであることも珍しくありません。本来三人で背負うべき仕事が一人の肩にのしかかってくるのですから、手際よくどこかに頼って然るべきです、はい。
ところで子育ては保育士さん、お掃除は週末にパパと分担など比較的ヘルプを頼みやすいのですが、毎日のご飯づくりはママの一日の最大の重荷になりかねません。そんな時の切り札は何でしょうか。宅配?レトルト?デパ地下のお惣菜や近くの定食屋さん?それともじいじやばあば?

 

 

 

 

 

 

どれも無論有難きヘルパーたちですが、選択肢は多いに越したことはありません。この冬ミクロの世界の生き物たちをこっそり台所に招いてみるのはいかがでしょう?そう、古来日本人の食事を支え続けてきた麹たちです。

今さらですが、そもそも麹って?

2011年に塩麹ブームが到来してからはより多くの人が麹の仕事に興味を持ち、毎日の食卓に取り入れているかもしれません。麹とはシンプルに言ってカビです。この微生物たちが作り上げた成分が人にとって有用である場合にそれを発酵、有害である場合に腐敗と呼んでいるだけのこと。

料理の「さしすせそ」といえば少々古いのかもしれませんが、この内「さ、し」を除いた全てに酒やみりん等が麹を用いた発酵調味料です。そもそも麹菌は日本の殆どの発酵食品の生みの親なのです。
ところで塩麹などと聞くと、何か和食上手な母世代が使いこなすエリート調味料のような印象があったのですが、これが実は思いの外手軽でかつ栄養価を底上げしてくれるスーパー調味料。塩麹のように基本調味料を発展させた麹モノたちこそが働く女性の味方となるのです。

後編は11月29日に公開します。

mayumi masuda
異文化にふれる事が魂の喜びであり、フィジカルには旅行、メンタルでは読書を通して異文化への探求心を満たすことが至福。世界の上陸国は20国以上。男子二児の母になってからは、子育てという新しい世界の旅路の途中。子供の幸せの元は母の幸せと信じ、世の中の女性たちが一瞬でもほころぶ文章を書くのが夢です。

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