深い眠りに導いてくれるモノたち
どうしたって睡眠時間が確保できない!という時はクオリティで睡眠力を上げましょう。
質のいい睡眠には様々なアプローチがありますが、まずは眠る部屋を整えるところから。‘眠る’という本能的な行為をする場所ではヴィジュアルより感覚的に心地いいと感じるものに拘ってしつらえていくことがポイント。(前編はこちらから)
手や肌に触れやすい枕や布団カバーなどは特に素材を選びたいところ。肌触りはもちろん化学繊維など電磁波を溜めやすいものも避けるのが◎。特に頭部近くには電源がない場所にベッドを配置して。
またカラーコーディネートも寝室は特に重要です。リビングや個室は好みで選ぶのも良いけれど、寝室は神経を落ち着かせるカラーがベスト。いわゆるビタミンカラーと呼ばれるような色は交感神経をオンにしてしまうので避けておきましょう。
アロマオイルなどを使って更にリラックスできる空間を作れば最強の眠りの場に。ディフューザーはもちろん最近は手軽に深い眠りの場を創出してくれるピローミストもおすすめ。
出典:THE PUBLIC ORGANIC https://shop.colours.co.jp/pages/sleep
最高のコンディションで春を迎えるには
どれだけ環境が整ったとしても、体のスタンバイが出来ていなければ深い眠りに辿り着けないのは言うまでもないこと。
就寝前3時間位は胃腸を休める、ブルーライトやLEDの光を浴びないようにするなども最近ではよく目にすること。情報社会に生きる私たちにとっては簡単なようでとても難しいのが基本的なことかも知れません。自然に近い生活に勝るものはないけれど、ブルーライトカット眼鏡とかアイピローなどできる工夫を自分なりに重ねていくことが現代の眠りには必須です。
冬の眠りには春からの新しい一年のためのパワーを蓄えるという大切な役割も。漢方の世界では冬に十分な休息を取らなければ春半ばに身体・精神共に変調が出る。その一つが五月病だと言われています。動物たちに学び、冬は眠りを最優先に過ごして高級美容液もインフルエンザワクチンも出番なしで軽やかに春を芽吹かせましょ。