身体のお手入れしてますか?
気づけば外は春真っ盛り。蝶々や鳥のさえずりも桜の満開を告げてくれるのに、今年は世情に魂を半分持ち去られたまま、春を堪能することなくGWを迎えてしまいそう。
でもただ鬱々と過ごす訳ではなく、この未曾有のウイルス事件によって恐らくたくさんの人が価値観をアップデートし健康を見つめ直す時間を持ったはず。これからのサバイバルに必要な備え、免疫力とは何なのかと人間のプリミティヴな力に注目してパフォーマンスを上げていく時のようです。
それで健康の3本柱といえばよい食事、よい眠り、十分な運動だけど、これが不十分なのが現代人です。そんな毎日の中で身体のメンテナンスを行う時間を持っていたかどうかまずは振り返る事から。
風邪を引いたら病院へ行く。健康診断を受けて必要な薬を飲む。そんな身体との付き合いをしていたなら分岐路は今かもしれません。
身体を守る様々なメソッド
かつての日本ではいわゆる‘おばあちゃんの知恵’で身体のお手入れをするのが普通でした。喉が痛ければ足を温めるとか胃腸を整えるのに番茶に梅干しを入れるとか時に乾布摩擦をするとか。病気の時はその家オリジナルのレシピで養生し、最後の手段が病院、といったように。
ところで世界の五大医療を知っていますか?アロパシー(対症/薬物療法)、ホメオパシー(同種療法)、サイコパシー(心理療法)、ナチュロパシー(食事療法)、オステオパシー(整体療法)、これらがヒポクラテスの時代から培われてきた医術の結晶。日本では聞き慣れないホメオパシーは英国王室で用いられる代替医療であり漢方薬やハーブはナチュロパシーの一部。そしてアロパシーが現代医学にあたるもの。
ここで気づくのは、あれ今の日本人アロパシーに傾倒しすぎていませんか?ということ。西洋薬は確かに効果が早い有難い存在だけど、時間の節約と引換えに私たちは免疫の働きを鈍らせていた可能性も。何より今見直したいのは治療には選択肢があるということ!
後半では自然療法を日常に取り込むアイデアを。