Mammy's paper(マミーズペーパー)の「記事」

楽しみも学びも、子供と共に

芸術に触れる時間は子供と共に楽しみ、刺激を受けられる他に代えがたい時間。中でもアニメ映画はどんなタイプの子にも受け入れやすい身近なアートです。全く違う視点で生きている子供たちの感想を聞く時間は鑑賞後のデザートタイムのよう!今日のデザートのお味は甘い?ほろ苦い?

 

 

 

 

 

 

 

大人だけでも子供と見ても楽しめるおすすめの映画をご紹介します。

『未来のミライ』

 

 

 

 

 

 

出典:amazon

 

2018年に公開されたスタジオ地図制作、細田守監督の最新作。4歳の男の子くんちゃんには妹ができたばかり。嬉しいような寂しいような複雑な気持ちを抱えて庭に出ると謎の男や不思議な女の子に出会う。どうやらその女の子は未来から来た妹ミライちゃんでー。未来のミライちゃんと旅する先は時空を超えた場所。そこでの出会いから気づく家族の絆とは。子供は子供なりに大人は大人の価値観を振り返りながら、繋がりの中にある命を再発見する。自分の中にある時間のレイヤーを丁寧に積み直したくなる作品。

『さよならの朝に約束の花をかざろう』

 

 

 

 

 

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2018年公開のP.A.WORKS制作の長編アニメーション映画。「心が叫びたがってるんだ。」などの脚本家岡田麿里の初監督作品。10代で成長が止まる不老長寿の民イオルフの少女マキアはある日勃発した戦乱から逃れる際、親を亡くし生き残っていた人間の赤ん坊を見つける。両親のいないマキアはその子にエリアルと名付け、育てることを決意するー。時を経ても外見の変わらないマキアと少年へと成長していくエリアルの織りなす親子の絆の形とは。幼き子供と過ごす長いようで一瞬の時間が女性の心に刻印する母という愛の形に心震える一作。

子育ての合間に親育て

出産を経れば誰だって親になる訳だけど、親になるのが初めてならたくさんのことが手探りだったりします。育児書を読んだり誰かに相談したりするのも忙しい毎日の中ではなかなか難しい仕事。そんな中で子供と共に遊びながら自分育てにも繋がるアニメ映画は定期的に投入したい心の栄養タイムです。
刻一刻と成長していく子供との時間はリアルタイムでは戦いでもあるけれど、過ぎてみればどこかファンタジーの如く自分の手をすり抜けていくような感覚ありませんか。

 

 

 

 

 

 

だからこそ時々立ち止まり、育児の時間の尊さを客観視できる時間を取り入れながら、流れていきそうになる毎日を噛み締めて過ごしたいと思ってしまいます。そんなお供にアニメ映画、おすすめです。

mayumi masuda
異文化にふれる事が魂の喜びであり、フィジカルには旅行、メンタルでは読書を通して異文化への探求心を満たすことが至福。世界の上陸国は20国以上。男子二児の母になってからは、子育てという新しい世界の旅路の途中。子供の幸せの元は母の幸せと信じ、世の中の女性たちが一瞬でもほころぶ文章を書くのが夢です。

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