- ブログ
- 起業家ストーリー
育休を3ヵ月にして、職場復帰することも大事ですが、その時期でなくては見ることができない子どもの変化を見逃すことがあります。職場復帰しても、いつでも、頑張りすぎてしまうと、大きな忘れ物をしてしまったことにも気づかいないことがあります。
育休を3ヵ月にして、職場復帰することも大事ですが、その時期でなくては見ることができない子どもの変化を見逃すことがあります。職場復帰しても、いつでも、頑張りすぎてしまうと、大きな忘れ物をしてしまったことにも気づかいないことがあります。
子育てママの葛藤は、仕事の意義、なんのために働くのか、というシンプルなことなのです。
時間がかかっても、満足できる瞬間を迎えたい。今すぐでなくてもいい。私の心は強いから。そう思いながら、ママは女性として、人間として、成長していくのですよね。
毎日、驚いたり、泣いたり、うれしくなったり。子育てをしながら働くということは、この一瞬の意味や大事さを濃く味わえる、ということでもあったと思います。
若いころは「母の言葉が面倒」でした。子育てには「これが正しい」と言えるのは、病気対応のように万人に共通していることだけだと思います。参考にはなるけれど、必ず、自分の家用にカスタマイズしないと子育ては上手くできないし、成功例を真似して失敗すると心が折れるし・・・
働いている母親がもっとも、できそうでできないことは、「ゆっくり時間をかけて、子どもに話をさせてあげること」ですよね。話を聴くことも大事ですが、子どものペースで話すことを助けてあげながら、話させてあげることも大事です。
私の悪いところは、「変えられない」ことでした。仕事のことならば、「変わること」に順応できるのに、家庭生活だとできないのです。エネルギーのかけ方を間違っていたのだと今になってみれば、わかります。
息子と本の話をすることもなかったように思います。本当はそういう時間が、人格形成にも大事なのですよね。一日をどう段取りするのか、と考えるときには、何を今、一番大事にするのか、を考えなくてはいけないのですよね。後になればわかるのですが。
働くための準備は、幅広い観点から考えることが必要だけれど、同時に「運」も大事!「こういう生活環境ならば息子のことが安心できる」そういうイメージをしっかりと持って、あの手この手と尽くしていると「運」はつい来てくれるらしい!実感です。
息子に着実に影響を及ぼしてしまい、朝は遅刻との闘いが。社会人になってもそれは変わることなく・・・でした。子育ては、いつどこで、その結果がでるのかわかりません。思い出すと冷や汗です。