アートのみつけ方
壁面装飾に意欲が湧いてきたら、ファーストステップはお店に足を運ぶ、のではなくまずはマイホームでイメージを育てることです。最初に取り掛かるのはロケーションのピックアップ。もし住まいのファーストアートになるならおすすめは人の視線が集う場所。特に既存の家具上の配置はインテリアに馴染ませやすくテクいらず。
出典: https://www.homedit.com
設置場所がある程度決まったら、ショップでたくさんのアートに囲まれて売り手の波に飲み込まれる前に、そこで理想のアートを思い描いてみて。ポイントはメインカラーとテーマ性に狙いを定めることです。空間に新しく取り込みたいストーリーはどんなジャンル?
テーマがぼんやりと浮かんだら設置場所のサイズをメジャリングしていざアートハンティングへ。
フットワークが軽い日ならインテリアショップや百貨店など身近な場所でアートに触れてみて。オンラインショップなら希望のジャンルからサーチするのも簡単!質感やサイズ感を推し測るのに少しコツがいるけど、まずは手頃な価格のものから気軽にトライするのも楽しい。
出典:北欧雑貨HAFEN/Carnations by Nourom http://hafen.jp
出典:インテリアアートMiel/Morningfog by Kuni Shimizu https://www.miel-art.com
出典: CONNECT/花 by Ichiro Yamaguchi https://www.connect-d.com
壁面アートは身近なもので自作するのも◎。例えば子供の絵は無二のアートだしスマホで撮影したお気に入りのフォトを引き伸ばしても。山で見つけた木の実や押し花もフレームに入れればオリジナルなアートに。手作り感が際立ちすぎないよう額縁にはこだわって。
出典: https://www.felissimo.co.jp/seemono/
雑誌や写真集をウォールシェルフでディスプレイするのも手軽にイメージチェンジしやすいこなれ感のある演出。
インテリアの華は女性が咲かせて
長らくの間アースカラーだけを纏っていた山々や公園の木々がぱっとピンク色を放ち始めるこの季節は、通りがかる人たちを何とも言えないハッピーな気持ちで満たしてくれます。快適な住まいにも季節感や新しい愉しみが加わるとそこに住まう人の幸福度は確実にアップします。住まいは私たちの最も親密で無意識に影響を与え続ける環境ですから。この春、白い壁を卒業してインテリアに新しい華を咲かせてみませんか?