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降りるはずの駅でドアが閉まっていくのを、ただひたすら見ていました。その瞬間、肩の力が抜けて、ひとりでニコニコしていました。気持ちが解放された気分でニコニコ。「今日は、休暇をとろう」と決めました。
降りるはずの駅でドアが閉まっていくのを、ただひたすら見ていました。その瞬間、肩の力が抜けて、ひとりでニコニコしていました。気持ちが解放された気分でニコニコ。「今日は、休暇をとろう」と決めました。
「お仕事やりすぎ病」「毎日の時間がもっと欲しい病」の私は、「愚痴魔」になりそうなときがありました。誰かの仕事を途中で引き継いだりすると、1から10まで気に入らない・・・その人の未熟さを許せない、
こういう上司だからこそ、私は「生かされていたんだ」と思うのです。「生かされる」=「必要とされる」ことが職場では大事なのよ。そう気がつく頃には、息子は小学校にあがろうとしていました。
自分の生き方の中で、悔しいというように、他人と比べることは愚かなことだけれど、「もっと、結果を出したい、認められたい」と思うのはいつの世でも同じではないでしょうか。女性の生かされ方はたいして変わらないのかもしれませんね。
子どもが成長するのにしたがって、心の中に「人は成長するものだよ。どころで、わたしは?」と思うようになりました。子どもが私の心を「芯のあるおばさん」に仕向けてくれていたように思います。
手伝うことで、上司の指示や仕事の到達点を頭に入れ込みました。そのおかげで、先輩は偉くなった人が多いかも・・・(笑)結構、みなさん「君のおかげだよ」と言ってくれました。だからといって、人事権はないので管理職にはなれません。
何度も同じ質問をする後輩に、かなり冷たくしていたような気がします。同期ぐらいの男性にはやさしくしました。虎視眈々と彼の立ち位置をねらっていたからです(笑)ウソのようなホントです。
子育てはやり直しができないので、その瞬間瞬間に「しておかないと後悔する」ことがあります。やはり、何を一番大切にするのか、という心の決め方が大事ですね。
息子と話していると、「周りのメンバーがおドジなことなんて、大したことじゃないよな。」と思えてきます。息子だって、私のおドジで、急に「今日はママはお迎えにいけないから、〇〇ちゃんのお家で待っていて」なんてことが、結構ありましたから。
あのときの私のモノの見方、価値観が、大人になって、特に子どもが子育てに向かうぐらいの年齢になって、やっとわかるのではないでしょうか。最近、息子を見ていると、同じ年ごろに、仕事のこと、自分には何ができるのか、と悩んでいたころの自分を思い出します。